親子三世代にわたって住み継げる家
現場担当の八島です。
雪もすっかりなくなり、工事するのに良い気候になってきました。
雨とか雪などが降ると一部工事が止まってしまうので、予定が組めず大変でしたがようやく各業者も落ち着いて段取りが組めそうです。
さて今回は題名の通り「親子三世代にわたって住み継げる家」という事で、家の耐久性【劣化対策等級】について話させていただこうと思います。
劣化対策等級とは「住宅性能評価」を受けた物件であり、住宅性能表示制度とは、住宅の性能が適正に評価され、安心して住宅を購入できる市場を実現するための制度、2000年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいています。
「建物をどれだけ劣化させないような対策を施しているか?」
「点検・清掃・補修などのメンテナンス管理もしやすい工夫が施されているか?」
上記の等の事から住宅が耐えうる年数によって、等級を3、2、1の三段階に分け、3が最も性能が高いという評価となります。長期優良住宅を標準装備している当社は、住宅劣化対策等級3となっております。
- 劣化対策等級3:住宅が3世代(75〜90年)以上、耐久できるための対策
- 劣化対策等級2:住宅が2世代(50〜60年)以上、耐久できるための対策
- 劣化対策等級1:建築基準法が定める対策
性能・構造|会津の注文住宅・新築一戸建てならフロンティア|福島県会津若松市 (frontierspirit.ne.jp)
長期優良住宅である劣化対策等級3の内容は、木造住宅、鉄骨造住宅、鉄筋コンクリート造で変わります。
今回は木造住宅をざっくりとあげさせていただきます。
・独立した小屋裏ごとに、換気上有効な位置に2ヵ所以上換気孔を設けて小屋裏の換気ができるようになっていること。
・床下の換気措置として外壁の床下部分には、壁の長さ4m以下ごとに有効面積300cm2以上の換気孔を設け、床下換気・防湿措置がなされていること。※または基礎天端全周部(外周部及び内部立上り共)に換気用基礎パッキンを設置し、1メートル当たり有効面積75c㎡以上の換気量を確保すること。
・土台に接する外壁の下端に水切りを設け、基礎の内周部や周囲の地盤に有効な防腐・防蟻措置が講じられていること。
・浴室や脱衣室の軸組、床組や浴室の天井には、防水措置がなされていること。
ざっくり上げると木造住宅では、木材などの構造体の腐敗やシロアリ・カビの被害から住宅を守るための対策が行われているか確認されています。
これによって劣化対策最高等級3である「親子三世代に渡り長く住める家」というのが建てられていくわけなんですね。
将来にわたり長く住み続けられると国から認められた「長期優良住宅」を標準装備した当社のZERO-CUBE。気になった方はぜひお気軽にご相談ください。