お家ができるまでの建築のまつり(神事)!(^^)!
フロンティアの阿部です。
12月となり、街もすっかりクリスマスムードが漂ってきましたね。
事務所のお花もクリスマスバージョンとなっています♪♪
今週はお客様の上棟がありました!
上棟は何度見ても心がわくわくします♪♪
皆さんは『上棟』という言葉を聞いたことはありますか?!
上棟とは、家を建てるときに建物の基本構造が完成し、家の最上部の屋根を支える「棟木」を取り付けることです。
「建前」「建方」などと呼んだりもします。
弊社の工程表では「建方」と呼んでおります。
昨日までは基礎しかなかった場所に突然、建物の骨組み!が現れます!!!
それも1日~2日で!!
大工さんてすごいなーと毎回思います。
ということで、今回は上棟など建築の『神事』についてお話しようと思います。
建築は昔から神事を重んじることが多いです。
主な行事は3つ。
- 地鎮祭
- 上棟式
- 竣工祭
【地鎮祭】
新築前に行います。新築工事の無事や安全、建物や家の繁栄を祈る儀式です。その地に住まう許可を頂く意味もあります。
一般的には近くの神社などにお願いし、建築予定地で行います。会津は雨や雪の日がとても多く、天候の心配がありますので、弊社ではいつもお願いしている神社の宮中にて執り行うプランをご提案しております。
建築予定地の土を祭壇に祀り、お祈りを捧げた土を再び建築予定地に戻します。
↑これからお家を建てる土地に土を帰すところです。
その後、基礎着工時に『御鎮物』を基礎の中心に埋めます。
【上棟式】
工事の途中に行います。無事に棟木が棟に上がったことに感謝し、建物が無事に完成することを祈願する儀式です。
地域によっては棟からお餅やお金(5円玉)を投げるなどのいろいろな風習があり、五色旗を屋根の上につける地域もあるそうです。
【竣工式】
建物の工事が完了した際に行います。無事に工事が完了したことを感謝するとともに、完成した住まいを清め、住むご家族が末永く繁栄することを祈願する儀式です。完成した建物の内部や入口で行い、お披露目の意味もあるそうです。
以上、3つの祭事をご紹介しましたが、近年は地鎮祭だけ行うなどお客様によってさまざまです。
↑参考画像です
私が家を建てるとしたらぜひ、上棟式をやりたい!
五色の旗を屋根のてっぺんにかかげて、屋根からお餅をまくのは気持ちがいいだろうなーと!
お家ができてもなかなか屋根に上るチャンスはないと思いますので、屋根から見える景色を味わってみたいと思っています♪
基本的には神道で行うことが一般的ですが、宗派や形式は関係ありませんので、仏教式やキリスト教式もあるそうです。ご要望があればお申しつけください。
今回は家を作る際の神事についてでした!